今までより、ちょっと都会寄りに引っ越して半年、あまりの渋滞の多さに嫌気がさしている・・・、そんな時、ふと、「このまま渋滞という流れに流されてたまるか!」と思い、渋滞について掘り下げてみた。
そんな時に見つけたのがこの本である。
渋滞といっても、人がつくるもの。
当然何かのカラクリがあるのだろうと思いさっそくgoogleで調べてみると、渋滞にピッタリの人物に遭遇。東京大学教授の”西成活裕氏”である。
西成氏は、渋滞学の著者であり、日本テレビ「世界一受けたい授業!」に出演するなど、今では結構知られている人物らしい。
私はまだ知らないが、西成教授が提唱されている「渋滞吸収運転」を実践されている方も少なくないだろう。
渋滞の列に巻き込まれる前に、手前からぐっとスピードを落として走る「渋滞吸収運転」のメリットは、渋滞に巻き込まれる可能性を低減できることと、渋滞の解消に貢献できること。うまくいけば目的地までブレーキを踏むことなくノンストップで行くことができるため、燃費の向上と到着時間の短縮、すなわちコストと時間の2つの恩恵を受けることができる。
まさに、この一文を聞いただけでも手に取りたくなる本だ。
連休、行楽地、帰省、などさまざまなシチュエーションに必ず付きまとう
「渋滞」
私はこれから家族と気持ちよく目的地に向かうために・・・そして車燃費向上の為にもこの「渋滞学」を読んで、まわりのドライバーより一歩高みへ進んだドライバーとして運転していきたいと思う。
そのためにも、より多くの人がこの本を読めば読むほど必ず渋滞は少なくなるだろう。
渋滞が嫌いならば、まずこれで学ぶべし。