本書より
「よく知らないことに対する人間の洞察力なんて 、たいしたことがないんだなと悟りました 。イーロンがよく言うことですが 、何ごとも原点に立ち返って取り組まなければいけないんです 。どういう仕組みなのか 、時間はどのくらいかかるのか 、コストはどうか 。自分がやったら 、どのくらい安くできるのか 。何が可能で 、どこが面白いのか判断するのには 、工学や物理学の分野でそれなりの知識が必要ですが 、イーロンはそこが傑出しています 。しかも経営 、組織 、リーダーシップ 、統治についても詳しい 」
ペイジによれば 、マスクはビジネスの世界で誰もやろうとも思わないようなことをやってのける無二の男だという 。
何か想像もできないようなことを成し遂げる人はどっかぶっ飛んでる
イーロン・マスクは一言で言うならば、「俺がやりたいゴールはこれだ、道筋も見えている、実現できる奴が片っ端から必要だ、オレの元に来い、やるぞ!」
と、かなり一方的すぎる価値観を語っているようにも見えるが、イーロンのゴールに同じ夢を持てるなら最高の教祖に見えるし、同じ夢を苦痛だと思うなら独裁者に見えすぐに立ち去りたくなるだろう。
本書は、かなりぶっ飛んだイーロン・マスクの活動も勢いだけではなく彼自身の絶妙な経営手法によってなされているということがよくわかる。
そんな21世紀トップ10入りするであろうカリスマ経営者の物語を覗いてみてはどうだろうか?
スティーブジョブス亡き今、生けるカリスマはイーロン・マスクだ。
では、また
スキマ時間に読めるビジネス書「10分要約サービスflier 」
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