学校生活、友達、会社生活、同僚、上司、家族関係、夫、妻、子供、恋人など、人と人が触れ合い、話をし、協力し合えば思いもよらないパワーが生まれます。
一方で、多くの関係性はすべてがポジティブに形成されているわけでもなく、心を消耗しながら苦しんでいる時もあると思います。
そんな時どうやって心をリセットしているだろうか?
今回紹介するのは、そんな心をリセットし、癒してくれるカンフル剤アニメです。
それでは早速ご紹介っ!
ばらかもん
書道家の半田清舟は、ある受賞パーティーで自作を酷評した書道展示館の館長を感情に任せて殴りつけてしまう。見かねた父親は半田に「(自分の)人間として欠けている部分」を見つけさせるため、彼を自然豊かな五島へと送り込む。
内心では反省する気のない半田だったが、天真爛漫少女・琴石なるをはじめとする個性的な島民達と出会い、少しずつ心を動かされる。都会の温室で育った半田は耐性の無い田舎の環境や島独特の人間関係に戸惑いながらも、島民たちに助けられ励まされ挫折を繰り返しながら新たな書の境地を拓いていく。初めて出会った自然の世界やお互いに助け合う気持ち、それは型に嵌っていた半田の書、そして半田自身の心も少しずつ成長させていた。via:ばらかもん – Wikipedia
心あたたまるポイント
このアニメ、登場してくる子供達や大人のキャラがみんなしっかりしている。方言のせいなのか、妙にあったかみがあり、アニメなのにも関わらず、すぐ隣で子供たちの元気なやり取りが聞こえてきそうなそんな近さを感じることができる。
主人公は書道のプロでスランプ気味だが、島の住人たちはあたたかく、必要以上に手厚く関わってくる。
都会では考えられないような人と人との触れ合いの深さだが、こういったお節介もここまで純粋と率直さに溢れているとたまらなく爽快だ。
中でも子供たちがほんっとうに生き生きしている。
私も田舎育ちだが、振り返ると同じようなことをしていた。あの頃は今のように「大事なことは何か?」を考えながら慎重に生きていなかったと思う。
だからとなって今子供のように振る舞えるわけではない。だけど、突き抜ける太陽、青い海、晴れた青空、暖かい島の住人、生きることを心から楽しむ姿勢。
この「楽しむ」というブレない行動は、小さな悩みなどぶっ飛ばしてくれる有効なカンフル剤となる気がした。
何よりもアニメのテンポが良くて、笑えるポイントが多いこと多いこと。その強弱でシリアスな部分も差し込んでくるからこっちの心はグラグラです。
ほっこりしているけど、ど直球で向かってくる子供たちの心。なかなか普段生活していて味わえない心の揺さぶりを与えてくれる作品でした。ずっと応援していきたいですね。
『うどんの国の金色毛鞠』(うどんのくにのきんいろけまり)
俵宗太は香川県出身で30歳独身。実家の俵製麺所は旅行のガイドブックにも掲載されるほどの讃岐うどんの名店だったが、店を継ぐのが嫌で上京。その間に親が亡くなって製麺所は廃業、現在はウェブデザイナーをしている。
ある時、宗太が帰省すると、実家の使われていない釜の中で子供が眠っていた。その子供はうどんを生食するなどの奇妙な行動を見せ、さらにあることがきっかけで宗太はその子供の正体を知ることになる。via:うどんの国の金色毛鞠 – Wikipedia
心あたたまるポイント
最初から最後までほのぼのきゅんきゅんしてます。
あらすじにもあった子供の正体は化け狸(ポコ)なのですが、常にその姿が他の人たちにバレないかどうかヒヤヒヤしつつ、いっつも純粋な笑顔を見せてくれる。
バレたらもう一緒にいられないのでは?
そうなったらポコちゃんどうなる?
いつまで一緒にいられるの?
この笑顔と愛らしい関係はずっと続いてくれるのかな?
と、不安と希望と期待を胸に秘めながら、ほのぼのの中に絶妙なハラハラを織り混ぜてくれます。また、物語に関わる人物たちもハートフルで、純粋に仕事や人生に悩み、向き合いながら成長していく姿は仕事をしている社会人には特に励みになるでしょう。
すべて見終わった後には、うどんを食べたくなったり、香川県に行きたくなる気分になりました。ほっこりほのぼの、あのポコちゃんの笑顔はいつ見ても最高です。
甘々と稲妻
半年前に妻を亡くした高校教師犬塚公平は、男手ひとつで幼稚園に通っている幼い娘つむぎを育てていたが、料理がほとんどできないため、コンビニ弁当での食事や外食ばかりの日々を送っていた。
ある日、つむぎと出かけたお花見で、母にドタキャンされ泣きながらお弁当を食べていた女子高生・飯田小鳥と出会う。彼女との出会いを経て、つむぎにまともな食事を食べさせてやりたいという想いに駆られた公平は、小鳥の母が経営する料理屋「恵」を訪ねる。そこで、小鳥と一緒に炊いた土鍋のご飯をきっかけとして、3人で定期的に料理をするようになり、料理の楽しみに目覚めていく。via:甘々と稲妻 – Wikipedia
心あたたまるポイント
笑える、泣ける、お腹が空くっ!
このアニメは罪すぎる。
どんな時間帯に見ても、とにかく料理が美味しそうでたまらない。その美味しそうな秘訣はなんといっても料理だけではなく、食べる人たちの笑顔。
ホクホクでキラキラに光った白米を土鍋で炊いて、顔をまんまるくふくらませながら満面の笑みとキラキラした瞳でご飯を見つめ、大きくスプーンですくい、可愛く開けた大口でパクッと白米を食べていく。
とてもシンプルに白米を食べているのですが、その笑顔がとにかくキュートで、想いをのせた料理を大切な人たちと作って食べるとこれほどまで幸せになるのかと、あらためて自分の家族の大切さに気づかされます。
私も思わず「おうちカレー」となるものを作ってみましたが、あまりの簡単さと絶品すぎる旨さに、家族みんなに絶賛されました。
ストーリーからも強い娘への愛も感じられ、純粋に子供と向き合おうと思う気持ちに何度もさせてくれました。
実際に5歳の娘と一緒に見ていましたが、ちょうど登場人物の「つむぎちゃん」と同じような年齢で、自分とオーバーラップさせながら何度も何度もアニメを見ていました。オープニングミュージックも爽快でテンポよくて気持ちよく、つむぎの純粋で踊り出しそうな気持ちをとても上手に表現してくれていた音楽だと思います。
まずは、とにかく見てほしい。
そして、きっと見終わる頃にはもっともっと続きを見たくなっていると思います。
うさぎドロップ
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祖父の訃報で訪れた祖父の家で、30歳の独身男、河地大吉(ダイキチ)は一人の少女と出会う。
その少女、鹿賀りんは祖父の隠し子であった。望まれぬ子であったりんを施設に入れようと言う親族の意見に反発したダイキチは、りんを自分が引き取り育てると言った。こうして、不器用な男としっかり者の少女との共同生活が始まる。via:うさぎドロップ – Wikipedia
心あたたまるポイント
あたたまるポイントありまくりです。
そもそも、亡くなったおじいちゃんの隠し子とか、独身30代がいきなり子育てとか、家族には色々な形がありますがとにかく2人を見守りたくなってしまう。
一緒に寝る、ご飯を炊く、おにぎりを握る、公園に行く、外をお散歩する。
子供がいればとても当たり前の日常なんだけど、実は冷静に考えると、純粋に親にホイホイ友達感覚で付いてきてくれる時期ってビックリくるくらい短いんだよね。
だからこれを見ていると、「あー、今日公園行くの大変だからやめようかなー」と思っていても、気持ちをキリッと整えてくれて、子供といる時間をとても大切にしよう!と思わせてくれます。
物語を見ていてもほっこりするし、娘を連れ出して公園に行っても、いつもと同じ情景が、いつもより幸せに見えてくる。そんな心あたたまる気持ちに何度もさせてくれます。
少し前の作品ですが、「りん」のこれからをずっと見ていたくなるそんな作品です。
さいごに
子供たちの純粋で直向きな姿勢、感情、行動、言動がとてもピュアで心打たれます。
ひとりで見るのもいいですが、同じような年齢の子供がいるならぜひ一緒に見ることをお勧めします。
普段育児に追われていると客観視しにくい自分の姿。直接自分自身を律するのは難しいけど、やわらかなアニメを通して色々な気づきを与えてくれました。
子供たちと見ることで、どんなシーンにより食いつくのか?反応がいいのか?その点を観察しながら後日同じように接してみると非常に喜んでくれますよ。
誰が見ても心あたたまるアニメたち。
気持ちよく寝るには1日の締めをこの中から選びたいところです。
では、また
ちなみにこれらアニメは月額400円で見放題!dアニメストア!で見ることが可能です。
アニメ好きなら絶対契約しておきたい見放題サービス。
寝不足確定で格安のサービスだと思います。
Posted from するぷろ for iOS.