この記事、このアニメを見終わったら書こうかなと思ってました。
が、どーしようもないくらい私の中で面白いアニメなので、我慢できなくて紹介しちゃいます！
女子高生たちが日本からはるか遠い地球の南の果て《南極大陸》を目指す旅物語!
あらすじ
吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度とも言われる荒れる海原を超えた先にある原生地域。文明を遠く離れた地球の遥か南の果て《南極大陸》。
まさにタイトルの通り、宇宙よりも遠い場所《南極》を目指して旅に出る女子高生たちの物語が描かれる!
また《南極大陸》を描くにあたっては、南極に関連する文部科学省、国立極地研究所、海上自衛隊、SHIRASE5002(一財)WNI気象文化創造センターなどへの監修ほか、 実際に観測隊員や同行者として《南極大陸》に訪れた人々への取材を行うことで、ただのファンタジーではない《南極大陸》に関する知識が散りばめられている。
所感
今期放送されているのは知っていましたが、タイトルと、あらすじから「まだ見るの後でいいかなー」と3話くらい放置
ふとした時、とりあえず見て見るかーと思い、深夜に読書しながら、「ながらアニメ」を見ていた。
しかし、どうだろうか？
私は読んでいた読書をやめ、ソファーにもたりかかりながら見ていた姿勢を正し、前のめりになり、あまりにもキラキラ輝く空気を放つ作品の虜になった。
アニメは、フィクション、ノンフィクション、異世界、学園もの、超人的な戦い、ロボットものなど様々なジャンルがある。
中でも好きなのが現実味溢れる学園ものかもしれない。学生を体験しているからそれとリンクして感化しやすいのだろう。
ただ、作品によっては、背景、光、主人公、設定、声、ストーリーなど、些細な違和感を感じ、世界観に入り込めない方が多い。
、、、今回の「宇宙よりも遠い場所」は全く違った。
とにかく、アニメが、主人公が、その感情がとても
「近い！」
近いというのは、そこにいるような空気感、隣町で本当に起きているような現実味、彼女たちの真剣さがどうしようもなくストレートに伝わってきた。
そして、このアニメの特筆すべき点は「宇宙よりも遠い場所」として南極に行くことがゴールとして設定されている。RPGで言うと「世界を救うための冒険」という誰でもわかるシンプルなゴール設定だ。
だからこそ、1話1話思う存分振れる！本気で作り込める。極太のストーリーラインにぶら下がっているからだ。
なぜこの4人が南極に行こうと思うのか？
普通に考えたら女子高生が南極に行くなど誰も信じないし、無理だと思うだろう。友人、生徒、先生、親皆んなそうではないだろうか？
なぜ行くのか？
なんのために行くのか？
いつ行くのか？
誰と行くのか？
どこに行くのか？
どうやって行くのか？
それぞれのメンバーには動機があった者もいれば、なかったものもいる。
けど、心の中には「何か」を秘めていた。それがわからなかった。
そんなモヤモヤする思春期の中、青春全開で4人の背景丸ごと巻き込み、バラバラだったモヤモヤを一気に「南極へ行く」というゴールでつなげてくれる。
まだ船は出航したばかり、
やっとスタート地点、
志がつながった4人の女子高生たちは南極で何を感じ、どう行動し、何を得るのか？
ワクワクが止まりません！
「宇宙よりも遠い場所」へようこそ！
最後に
最高の成長は経験でしか得られない
逆境は人を成長させる
子供は親の言うことを聞かないこともあるが、行動は真似る
こう言った一節をどれか聞いたことがあるのではないだろうか？
どれも共通しているのは「行動」というキーワードである。
人は行動でしかその人を評価しない。なぜなら見えるのは行動のみだから。
その人の能力は「行動」によって証明されるし、「志」も思っているだけでは何も生まず、「行動によって」周りに認知される。
この物語は、「普通」という固定概念を捨て、「反対」されることこそ「行動」の原動力とし、一つ一つ志の階段を上って行く学びの多い話でもある。
南極に行きたいと思ってた女子は最初1人だけ、他の3人はついて行っているように見えるかもしれない。
ただ、それでもあなたは友だちが「南極に行こう！」と言ってきたら行こうと思うだろうか？船に乗ろうと思うだろうか？
ストーリーを単純に捉えたらとってももったいない。「もし、自分がその場にいて、その質問を投げかけられたらどう行動するのか？」という一問一答の精神で見てみると、引き寄せが全く違ってくる。
アニメを見て、評論家で終わるのか？
それとも少しでも何かを感じ取り、明日への行動へつなげるのか？
作者の想いはどれも「後者」である。
この物語を点でとらえず、つながりを考え線でつなげて心に取り込もう！
アニメは最高にわかりやすい良質の勉強ツールだ！
では、また
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Posted from するぷろ for iOS.
