2019年度、娘と見て最高によかった神アニメ「彼方のアストラ」をもう見たか?

毎日アニメに染まっているtetumemoです。
今期のアニメはなかなか豊作で笑えるものからワクワクするものまでバリエーション豊か。

そんな中、小学生の娘と前のめりで見続けていた「彼方のアストラ」がついに感動のフィナーレを遂げました。

普段、アニメレビューは時間が経ってから書くのですが、今回は、見終わってすぐ、とてもこのアニメをオススメしたくて書いています。ネタバレせず、このアニメの魅力だけ伝えられれば幸いです。

彼方のアストラのあらすじ

宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは、、、、!?
「マンガ大賞2019」対象を受賞!「SKET DANCE」の篠原健太が描く大人気SFサバイバルストーリーが待望のアニメ化

「SKET DANCE」時代の笑いの切れ味がパワーアップして彼方のアストラに活かされている!

篠原健太といえばジャンプで連載されていた「SKET DANCE」です。

人助けを目的とした高校の部活動「スケット団」の日常と活躍を描いた学園コメディ漫画。スケット団が学校の生徒からの依頼を解決しようと奮闘する様子を、ギャグを中心に、謎解きあり、感動ありと様々な要素を絡めて描かれている。単行本累計販売部数は1400万部。

2010年、第55回(平成21年度)小学館漫画賞少年向け部門受賞[1]。

2011年4月7日より、テレビ東京系列にてテレビアニメ版が放送開始。2012年9月27日で最終回を迎えた。via:SKET DANCE – Wikipedia

「SKET DANCE」を読んだり、見たことのある人ならわかると思いますが、キレッキレの笑いのツボをブッ込んでくる作者のセンスは、ハマる人にえぐるように深く刺さります。

過去、僕も漫画を読みながら「えーーっ!?」「マジでー!?」と声に出しそうになりながら読んでました。作者は思わず突っ込みたくなる魅力あるキャラクターつくりに長けています。今回は、この篠原健太氏の持ち味が思う存分活かされていました。

9人のキャラクターが近い!

「近いっ!」て何でしょうねw
書いておきながら思いましたが、とてもアニメの世界観や感動をもたらしてくれた作品にはキャラクター達から感じる距離感が違います。

彼方のアストラはその体験がとても近い!
宇宙の彼方、惑星キャンプ、トラブル、ミステリアス、予想を超えて超えて超えまくる展開の応酬。
通常ならSFのため非現実世界であり中々物語に没頭できません。しかし篠原健太氏の味付けによって「SF」というジャンルと「学園モノ」というジャンルを絶妙なスパイスでミックスさせ、SFアニメの緊迫した展開を常に醸し出しながら、学園モノギャグの緩さを突然、だけど自然にブッ込んでくる。

この緩急の差は、キャプテンが仲間達に与えていた「安心感」を一緒になって疑似体験させてくれたのだと思う。

おそらく、緊迫、シリアス、ドキドキだけの「SF」は名作もかねて山ほどある。けどそれら名作は感動はするけど近くはない。だから読了後は心に残るけど、コンテンツとしては壮大な映画を観て、とても感心した気分になるだけだった。

彼方のアストラは違う、本来SFの王道好きなら絶対に混ぜて欲しくないギャグ要素かもしれないが、これがスパイスとして加わるだけで、緊迫した局面に置かれているメンバー一人一人にとても、とても共感できた気がする。

このアニメは、映画じゃなくて本当に良かった。数時間で無理やり表現していたらできたかもしれないが、漫画の良さが絶対に表現できていなかったと思う。

アニメ、14話だからこそ1話1話ワクワクして楽しめたし、観終わるたびに娘と、「えっ!?マジで、、あれどうなるんだろ、、」「うそ、、信じられない、、、うぉ、、」と回を重ねるたびアニメの話でワクワクしていました。

本気のSF好きには「邪道」と思われたりする作品かもしれません。

けど、この作品を何かと比べちゃもったいない。まさに食わず嫌いです。彼方のアストラはSFというジャンルに新しいギャグという要素を自然に盛り込み、子供から大人まで一緒に楽しめる作品に仕上げてくれました。だからこそ、この作品は子供がいるなら家族で見てほしい。と強く思った。

学びが豊富すぎるアニメ

彼方のアストラは予想外の展開の応酬まみれ、
そんな局面を一人ひとりが状況ごと考え、ぶつかり合い、泣き、笑い、時には喧嘩しながら体当たりしてお互い感情をぶつけ合う。

普通ならとんでもない状況で絶望してしまうかもしれない。そんな中、自分ならどうするのか?リーダーなのか、フォロワーなのか、サポーターなのか、傍観者なのか、様々なスタンスが考えられる。

そして、仲間達はどのようなスタンスをとり、どうやって変化していくのか?

物語の展開とともに常に「決めていく」局面が多々ある。まさにリーダーシップの王道がこのアニメでどっぷり学べた気がした。

さいごに

これ以上語ってしまうと、うっかり本編のことも書いてしまいそうなので、ここまでにします。

ただ、何度も言いますが、マジでオススメです。SFはちょっと、、、という人こそこの作品に触れてほしい。

そして、少しでも宇宙に興味を持ったのであれば、本格化小説「星を継ぐもの」なんかも読んでみると面白いと思いますよ。

Amazonプライム・ビデオで見れますので、ぜひ楽しんでみてください。

では、また

Posted from するぷろ for iOS.

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