「にゃんぱすー」
??
冒頭はじめから、田んぼに囲まれた舗装もされていない田舎道、テクテクと銀色の髪と黄色いリボン、長い髪をツインテールに結びながら、ピカピカで真っ赤に光っているランドセルを背負った女の子が発した挨拶だ。
それからたたみかけるように、少女の独特の感性は炸裂する。言葉の語尾には「のん」「なん」「ん」など付けており、最初は慣れないが、何気ない会話が続くたびに、次にどんな語尾が付くのか期待してしまう。
そして、そのゆる〜い雰囲気とともに、田舎の小さな学校を中心に繰り広げられる日常がなんとも微笑ましい。いや、時には声を出して笑ってしまうシーンも多い。
そんな物語の強弱も多くなく、あくまで1話完結型の「日常」にこだわった「のんのんびより」は私や娘を見事に虜にしてしまった。
「のんのんびより」とは?
制作
川面の監督下で「可愛らしい背景、ファンタジーとしての田舎」を重視した繊細な制作が行われた[27]。原作の舞台のモデル(いわゆる聖地)は特定の場所ではなく、原作者が幼少期に住んでいた土地や旅行先など多岐に渡っているため[28]、テレビアニメ版でも同様に舞台のモデルを定めないことが決まり[28]、東京都、千葉県、埼玉県、和歌山県、新潟県へのロケハンが行われた[29]。また、れんげの挨拶「にゃんぱすー」はあっとのノリで「印象に残ってつぶやきやすい言葉を」という理由から選ばれた[30]。via:のんのんびより – Wikipedia
評価
視聴者の間では田舎への憧れから絶賛の声や聖地探しが起こったうえ、本放送当時に発売済みの原作単行本は重版が決定した[41]。また、「にゃんぱすー」は人気となり[42]、2013年度アニメ流行語大賞金賞(第1位)を受賞した。テレビアニメ版自体も、アキバ総研(カカクコム)が実施した2013秋アニメ満足度ランキングで第1位[43]、アニメ!アニメ!(イード)が実施した「秋アニメ2013何を見ますか?」の男性で第3位[44]をそれぞれ受賞した。また、これらの「にゃんぱすー」人気は、まだ「にゃんぱすー」が世間に浸透する前からイベントなどで「みんなでにゃんぱすと言おう」という企画を推進していた若手プロデューサーの尽力によるものだともNewtypeの二期放送開始でのインタビューで明かされている。via:のんのんびより – Wikipedia
結果、大人気な作品だった。
実際、2019年にはアニメ第3期決定が発表されている。
「のんのんびより」は家族と一緒に何度も楽しめるアニメ
私は海と山に囲まれた田舎育ちなので、のんのんびよりを見ながら田舎の懐かしさと、幼少時から自然の中で生活できたことにあらためて感謝。
そんな私のように田舎育ちを経験した人は、東京で働く同僚を見渡してもそんなに多くない。
この作品は、そういった田舎育ちの経験がない人、昔おばあちゃんの家に帰省して田舎を少しでも感じたことがある人など、日々満員電車と喧騒とした環境に囲まれ擦り切れながら仕事をしている人にとって癒しの作品になる。
難しく考える映画やアニメ、ドキドキする作品など人の好みは多種多様だが、「のんのんびより」は見事に尖ったジャンルを感じさせず、空気を吸うように自然に心に染み渡る作品だ。
第3期も楽しもうっ!
Posted from するぷろ for iOS.