光の映像の魔術師と言われた新海監督の集大成である「君の名は」をもうすでに見ましたか?
切なくて、ファンタジックなんだけれどもアニメの内容とは思えないくらい自分ゴトとして錯覚してしまう感覚
不思議ですね、私も映画を見たその日から内容や世界観がどうしても離れられず小説やサントラなどを買いあさっています。
「君の名は」に世界中がハマるワケは人間全てが体験したことのある「感覚」に共鳴してしまうから
人間全てが体験したことのある感覚とはなんだろうか?
それは寝て見る「夢」のことである。
寝ている間、空を飛んだり、可愛い女の子と旅をしたり、剣を持って戦ったり、カッコいい車を乗りこなしたり、ワイワイ楽しんだり、、
「夢」の中はとてもとても楽しいものです。
しかし、そんな楽しい「夢」ですが目が覚めた途端に「あれっ?、何してたんだっけ?」「一緒に遊んでいた可愛いあの子の名前なんだって」「一緒に戦ったあいつの名前は、、、」と、ものすごく楽しかったのに思い出せず悔しい思いをしたことがないでしょうか?
さらに朝起きた時は悔しかったにもかかわらず、家を出るときにはそんな感覚さえも忘れてしまっている残酷さ、それが「夢」です。
「君の名は」はそんな全ての人間が体験しているだろう「あの時の夢」「楽しい夢」「切ない夢」「忘れてしまう夢」という「夢」の美しくて儚い感覚を素晴らしい映像、音楽、ストーリーで「同じ夢」を見せてくれる作品です。
夢かもしれないからもっと知りたい、
夢だからこそ胸が締め付けられるくらい切ない
夢だからこそハッピーエンドであってほしい
というように見ている人全員が同じ夢の中にいる感覚を提供してくれるのです。
こんな儚くて苦しくて嬉しくて感動するアニメは無かった、わたしの主観ですが「夢」で切ない思いをしたことがある人なら絶対にハマる内容です。
世界観を味わうなら絶対に映画館っ!
映画館ならより深く夢の世界へトリップできます。新感覚エンターテイメントにぜひ足を運んでください。
この物語は巨大なスクリーン、薄暗い会場、素晴らしい音響、感動的な映像というシチュエーションだからこそ最大限に活かせると思います。
夏に公開ですがまだまだ沢山映画館に足を運ぶ人は途絶えません。是非ともまだご覧になっていない方は今年一番のトリップ映画を楽しんできましょう!
体も心も暖かくなるはずです。
では、また
オススメの「君の名は」関連品
劇中歌がギッシリ詰まっているサントラ、見終わった後もいつでも余韻に浸れます。
サントラを手に入れたら映画のストーリーそのままの小説がオススメです。聞きながら読むのは格別ですよ
締めはこの一冊、2時間の映画や小説で語れなかった瀧や三葉、ハッシーや父親、四葉などをより掘り下げていくストーリーです。
三葉と厳しくぶつかっていた父親のことストーリーには鳥肌ものです!
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