「で、結局何が言いたいの?」と、ビジネスの場面で上司に言われたり自分で思ったことはないだろうか?本書は伝えたいことが多すぎて気持ちが先行し、ダラダラと伝えてしまっている人には最良の薬となる本だ。
伝える内容は長すぎてもダメ、短すぎてもダメ、伝える基本構造を4つの型で語る。基本型、結論先行型、根拠優先型、エピソード型だ。
その中でも一番重要な基本形は問題提起、意見提示、展開、結論で構成され、この型を体に刷り込ませるために様々な例文と解説が繰り返されていく。まさに論理構造習得のための100本ノックのような感覚だ。
この基本形だけでも自然に使えるようになれば、伝えるためだけではなく、本を読む、書く、考えるなど様々な場面で応用することが可能だ。
文庫本サイズなので一気に読みきってもよし!数ページを毎日の自主勉強ツールとして活用するもよし!本書は当然読みやすい構成で書かれているため内容もスッと入ってくるでしょう。
この機会にあらためて4行ルールを習得してキリッと頭の良いビジネスマンを目指してみてはどうだろうか?
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