主にPCのCドライブはシステム領域。アプリなどをインストールしても日常的に容量が増えていくことはない。ただ、ふと見てみると、なぜかCドライブの容量不足が・・・・、なぜ?
調べてみると、一番大きな原因は「OneDrive」の同期ファイル。今回は原因の突き止め方と、HDDの容量不足を改善する方法をシェアします。
1.HDDの容量不足原因を探る
1)「ストレージ」と検索する
2)HDD容量の構成が確認できる。
▼アプリと機能、ピクチャ、ドキュメントなど容量不足の原因が一目瞭然。今回は「ピクチャ」を確認
- 「ピクチャ」を選択
- 該当フォルダが開く
- HDD容量不足の原因は「OneDriveの同期ファイル」ということがわかった
これで原因が発覚した。
2.「OneDrive」の同期をオフする方法
ここでは2通りの方法がある。①すべての同期をオフする。②特定フォルダのみオフする。
今回は②特定フォルダのみオフします。
1)画面左下に「OneDrive」のアイコンがあります。クリック後、「ヘルプと設定」を選択
2)アカウント>フォルダーの選択
ここで選択しているフォルダーがPCのローカルに保存されます。容量を圧迫しているフォルダーの同期を解除していきましょう。
3)サイズの大きいフォルダのチェックを外す
全体として、選択済みが187GB。分類の中では「画像」が120GBとかなり大きい。iPhoneの写真を自動バックアップ設定にしているので、これがHDD容量不足の大きな要因です。
▼フォルダー内を一つ一つ細かく同期解除が可能です。
▼フォルダー内の同期を解除した結果、選択済みが187GBから60GBまで減りました。
3.ストレージセンサーも設定しておこう
ストレージセンサーは「空き領域を管理する機能のことです。 ストレージセンサーを「オン」にすると、ごみ箱の中身やキャッシュファイル、30日間変更のないダウンロードファイルなど、不要なファイルを自動的に削除し、空き容量を確保できます。通常はオフになっていますので設定してみます。
▼「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリック
▼ローカルで利用可能なクラウドコンテンツ>「OneDrive 次よりも長い間開かれなかったコンテンツはオンライン専用になります」の期間を変更します。
確認時は30日でしたが、今回は14日に設定します。最小で1日まで設定可能です。
これで設定完了です。
さいごに
今回のOneDrive同期フォルダの設定で、CドライブのHDD容量が100GB弱も増えました。気づいていなければどんどんCドライブのドライブを圧迫していきましたね。
設定はカンタンですので、ぜひHDDの容量不足にお悩みの方はチェックしてみてください。
では、また