ハッキリ言って、最近Wi-Fi速度が7Mbps程度じゃ仕事になりません。コロナの影響で在宅ワークと、子供は休校でネットフル活用の自宅学習。給食もないのでお昼やおやつ時は電子レンジを多用するのでWi-Fiの2.4GHz規格では電波影響を受けて通信がブチブチ切れます。ということで、8年前ぶりにBUFFALO(バッファロー)の無線LAN機器を買い替えましたので、交換手順と速度改善レビューです。
わが家の環境
- 3階建て戸建て
- 2階がリビングでこちらにバッファローの無線機器を設置
- 2階にはテレビ、エアコン、eRemote mini、各種ゲーム機器、Amazon Echo、iPad、Kindle Fireタブレッド、Firestick、ChromeBOOK、iPhone3台等
- 1F、3FにはAmazon AlexaやノートPC、iPad、KindleなどWi-Fi機器が点在
使用状況
- 日中は私が3階でテレワーク、Zoomを多用しているが、カメラONにしていると通信が乱れる。そのため音声のみでの会議が主体になってしまってストレスを感じている
- 子供が3階と2階でZoom等を活用しながら学習。午前中はほぼカメラONで接続しっぱなし
- また、2階ではNetflixやYou Tube、Amazon Echoで音楽を聞いたり、NintendoSwitchでオンラインゲームが行われていたりする
- 日中、おやつ時や昼食、夕方など電子レンジが使用されるため、各種機器の接続が切れる。Zoom会議でプレゼン中だと致命的損失
上記状況から、Wi-Fiの改善は急務
バッファローなどの無線LANを買い替えたほうがいい人
- 仕事や学習、動画視聴にストレスを感じる
- 無線LAN規格が2.4GHzしか対応していない
- 電子レンジを多用する
- 有線LANとWi-Fiスピードの差が10倍以上もある
- 光回線を申し込んでいるのに、Wi-Fiスピードが20Mbpsも出ていない
- 多数(10個以上)Wi-Fiで接続する機器が家中に存在する
Wi-Fiの通信規格で、5GHz帯と2.4GHz帯は何が違うの?
via:BUFFALO
「5GHz帯」電波干渉が少なく、安定した高速通信
5GHz帯は、対応機器が少ないため電波干渉が少なく安定した通 信が可能です。また、通信速度が速いので、動画の再生や大きいファイルの転送も快適です。しかし、障害物に弱いため、壁や家具などで電波が遮られると2.4GHz帯に比べて、つながりにくい場合があります。
via:BUFFALO
「2.4GHz帯」障害物に強く対応機種が多い

2.4GHz帯は、対応機器が多いため、ほとんどのWi-Fi機器を接続できます。また、障害物に強いので、壁や扉越しでも電波が届きやすく、Wi-Fiが途切れません。しかし、同じ周波数帯を使用する機器が多いため、5GHz帯に比べて、速度が遅くなる場合があります。
via:BUFFALO
無線LAN機器はどんなものを買ったの?
今回購入したのはこちらです。
選択項目として需要なのは「無線速度_5GHz対応」と無線速度_5GHzが届かないときは「無線速度_2.4GHzに自動切り替えしてくれる」機器です。この商品はこの2つの特徴を兼ね備えています。
特徴
- タイプ:無線(Wi-Fi)ルーター
- 無線規格・無線速度_5GHz_ac速度:1733
- 無線規格・無線速度_2.4GHz_速度:800
- 有線Giga対応:○
- USBポート:0
自宅の接続状況確認
現在の状況
- NTT機器
- ソフトバンクの光BBユニット
- 8年前購入したバッファローの無線機器(今回交換する)
交換した結果。Wi-Fi速度は10倍にパワーアップ
- NTT機器
- ソフトバンクの光BBユニット
- バッファローの無線機器をWSR-2533DHPL-Cへ交換
古いバッファローの無線機器をWSR-2533DHPL-Cに交換する方法
今回私が選択したのは「新規設置」です。同じバッファロー同士なので無線引っ越し機能を利用しようとしましたが、AOSSがうまく働かなかったため諦めました。
基本的に無線引っ越しは数分の設定でできますが、数分チャレンジしてうまく行かない場合は、素直に諦めて新規設置した方が断然早いですね。確かに交換後Wi-Fiパスワードが変わってしまいますが、AOSS機能を使えば簡単に接続できますし、10機器以上設定しましたが10分もかからなかったと思います。
交換方法は2種類
- 無線引っ越し機能を利用して、Wi-Fiルーターの設定を引き継ぐ方法
- 新規設置として交換する方法(今回はこちら)
古いバッファローの無線機器をWSR-2533DHPL-Cへ『新規設置』する方法
今回はバッファローの無線機器のみの交換なので、古いバッファローの無線機器からWSR-2533DHPL-CへLANケーブルを差し替えるだけで完了します。詳しい手順は取扱説明書を参照してください。
今回は、下記3つの機器をどのように接続しているのかおさらいします。
各機器の接続確認
- NTTの機器
- ソフトバンクの光BBユニット
- バッファローの無線機器(WSR-2533DHPL-C)
NTTの機器
LAN1へはソフトバンクの光BBユニットへ接続するLANケーブルを挿します。↓
ソフトバンクの光BBユニット
- インターネット回線→NTTの機器
- パソコン1→バッファローの無線機器(1~4であればOK)
- パソコン2→デスクトップPCへ有線接続(1~4であればOK)
バッファローの無線機器(WSR-2533DHPL-C)
- 青いポートに光BBユニットのパソコン2から出ている白いLANケーブルを挿す
- こちらはルーター機能をOFFするので、上記スイッチを「AP」へ、下記スイッチを「Manual」へ切り替えておく
参照)各スイッチの意味 ↓
その他、ルーターの設定等は下記記事をご参考ください。
ソフトバンク光を申し込むと必ず付いてくるルーターですが、以前こちらの記事に書いたように、実はこれを使わずにバッファローな…
機器の入れ替え後、うまくつながらない時はすべての機器を再起動しておくのがオススメ
手順はこちらをご参考ください。
電源を落とす順番
- バッファローの無線機器
- ソフトバンクの光BBユニット
- NTTの機器
電源を入れる順番
- NTTの機器
- ソフトバンクの光BBユニット
- バッファローの無線機器
交換結果は通信速度が劇的に改善
上が交換前のWi-Fi速度、下が交換後のWi-Fi速度(速度確認機器はiPhoneXsMAX、iPadでも同等)
ほぼ10倍速度が向上しました。
1階
3階
さいごに
速度は本当に必須です。7,000円弱でここまで改善するならもっと早くからやっておけばよかったと心底思います。テレワークやオンライン学習を快適に過ごすためにも、通信への投資は必須だと感じました。
私のように8年近く前のWi-Fiを使っていて、かつ高速通信速度契約の光回線に申し込んでいるのであればお金をドブに捨てているのと一緒です。支払っている対価分便益を得るためにも、環境構築拡充は必須ですね。
では、また
いや、、驚きました。 最近ネットワーク環境を見直して色々試行錯誤しています。前回は、数年前の古いバッファローの無線機器を…