最近よく聞く本のキャッチフレーズ「超一流」のタイトルにひかれ本書をチョイス。
「超一流とはいかがなものか?」という興味と「これ読めばなれるのか?」という淡い期待半分で読み進めてみた。
結論!
誰にでも努力で身につけられる
とは言っても一長一短ではない。
本書は「コミュニケーション」で大切な雑談力の身につけ方、意識の仕方、練習の仕方を38の項目に分けて読みやすく構成されている。
「雑談力」というタイトルのため、「雑談のネタ帳か?」と思う人もいるかもしれないが、侮ってはいけない。
雑談するためのネタの仕入れ方、展開方法だけではなく、相手の話をよく聞く傾聴のスキル、表情、声のトーン、通る声の出し方、話の広げ方、雑談力の鍛え方、相手をあなたのファンにする方法、買ってよかったと思わせる方法など、非常に多岐にわたる。
中でも、具体的に使えるフレーズも多く紹介されており明日から使える!とメモしてしまった項目もいくつかある。
誰にでも使えて、特におすすめなのが会話をヨコとタテに広げるという項目。相手が興味を示すいくつもの話題(天気、ニュースなど)ヨコに広げ、食いついたらその内容をタテに掘り進めて会話を広げるというもの。
感覚でできている人は多いかもしれないが、あらためて体系的な形にしてくれると他の人にも教えやすい。
また、二度目に会ったら前回の会話の続きをするという項目は、以前私が紹介したエントリーEvernoteは営業マンお助けツール!1件の大切なお客様を1つのノートで管理し始めて劇的に変化したこと | tetumemoを参考していただければ容易に実現可能だ。
たった2項目紹介しただけでもこの充実ぶり。
是非、本書を手にとり「超一流度」を確認してもよし、今までの自分の活動を再確認してもよし、部下の指導ツールに使ってもよし、と用途は多い。
外回りが多く、毎日いろいろな人と話す営業マンなら会得しておきたいノウハウだ。
最後にも繰り返すが、読めばすぐにできるのではなく、読んで、試して、練習して、会得するものです。
これを参考に「あなたから買いたい!」と言ってもらえる営業マンを目指してみてはどうだろうか?
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