まず、NFTとは何?どのように売り買いすればいいの?という方はこちらの記事をご参照ください。↓
新しいことが大好きなtetumemoです。本日は昨年から話題になっているNFTをはじめてみました。 目次 0.1 NFT…
今回の記事は、
という方向けに、ガス代ほぼ無料で楽しめるPolygon(ポリゴン)市場での売り買い方法をご紹介します。
OpenSeaのイメージ図【イーサリアムとポリゴンの関係】と基礎知識
まずは全体像を把握しましょう。
とちさん、勝手に引用させてもらってすみません。「CircleRikishi」を運営するとちさんのブログがめちゃくちゃわかりやすいので、こちらの画像と表を引用させていただきます。
イーサリアム島 (Ethereum island) |
ポリゴン島 (Polygon island) |
|
---|---|---|
人口 | 多い | 少ない |
OpenSea取引量 | 多い | 少ない |
商品の価格帯 | 高額商品多い | 少額商品多め |
ガス代(手数料) | 必要 | なし |
最初の出品 | ガス代必要 | ガス代必要なし |
オークション販売 | 可能 | 不可 |
購入者の負担 | 高額なガス代 | ポリゴンへのブリッジ(両替)の手間※ |
処理速度 | 遅い(選択可能) | 速い |
円への交換 | 可能 | 不可 |
同じOpenSeaという世界にいながら、場所がまったく違います。つまり「市場」も違うということです。
そして、Polygon(ポリゴン)島最大のメリットは「ガス代が無料」ということです。こう聞くと「早くPolygon(ポリゴン)使ってみたい!」となるかもしれませんが、注意点が必要です。
Polygon(ポリゴン)の設定方法は後ほどじっくり画像を使いながら説明いたしますが、とちさんのブログで先に下記項目を理解しておきましょう。
- OpenSeaのイメージ図【イーサリアムとポリゴンの関係】
- そもそもポリゴンって?【簡単に説明する】
- あなたはイーサリアムorポリゴン?
- 【OpenSea】イーサリアムorポリゴンどっちでNFTを出すべき?:まとめ
上記記事でPolygon(ポリゴン)について基礎知識がついたら、次はリスク回避についてです。
Polygonに送ったETHを、Polygonから出すときには、資金ロストする可能性がある
これはイケハヤさんが注意喚起として説明してます。とっても重要な項目です。
以上がPolygon(ポリゴン)を使う前に知っておきたい基礎知識でした。
それでは早速Ethereum(イーサリアム)島からPolygon(ポリゴン)島に移動してみましょう!
※大前提ですが、Ethereum(イーサリアム)をPolygon(ポリゴン)島に移動させるということはガス代が発生します。移動させたいEthereum(イーサリアム)と合わせてガス代も用意しておきましょう。
1,MetamaskにPolygon(Maticネットワーク)を追加する
これはPolygon(ポリゴン)島で仮想通貨を使うためのお財布作りです。
私は仮想通貨の初心者専用ブログを運営しているフォンさんの記事を参考に登録しました。とてもわかりやすい記事ですのでNFT初心者にとってもオススメです。
【2023年3月最新】OpenseaをPolygonで始める方法<NFT初心者向け>に解説しています。ガス代のかかるタイ…
それでは早速、私の手順を振り返ります。まずはChromeブラウザの右上にあるMetamaskアイコンをクリックしましょう。
1-1,カスタムRPCを選択
1-2,MetamaskにPolygon(Maticネットワーク)を追加
- ネットワーク名:Matic Mainnet
- 新RPC URL:https://rpc-mainnet.maticvigil.com/
- チェーン ID:137
- 通貨記号:MATIC
- ブロックエクスプローラーのURL:https://explorer.matic.network/
これであなたのMetamaskは、Ethereum(イーサリアム)島でもPolygon(ポリゴン)島(Matic)でも使えるようになりました。次はEthereum(イーサリアム)島にある資金をポリゴン島まで架かっている橋を渡って仮想通貨を移動させます。これを専門用語で「ブリッジする」と言います。
2,イーサリアムメインネットのETHをPolygon(Maticネットワーク)へと移動させる(ブリッジ)
こちらは少し迷ったりする部分がありましたので、画像多めで説明します。
Polygon(Maticネットワーク)へのブリッジ方法を解説します。私は『wallet.polygon.technology』を使ってやっていきます。
MetaMaskを選択するけれど、ネットワークはまだEthereumメインネットのまま。MATICネットワークにしないように!
2-1,Polygon(Maticネットワーク)へブリッジする
Polygon Bridgeを選択
2-2、イーサリアムをポリゴンへ送信
送信設定はしっかりチェック▼
CONTINUEを選択▼
移動させるのでガス代がかかります・・・が、メッチャ高い!▼
そんなと時は数分、数十分待ってトライしてみましょう。私の場合20ドルくらい差が出ました。▼
時間帯でガス代は変動しますので。下記チャートも参考にしながら安い時に送りましょう。
ガス代に納得したらCONTINUEをクリック▼
内容を確認してクリック▼
7,8分待ちます。ドキドキしますね~▼
PCの右下に成功の通知が!▼
無事完了しました▼
0.0392ETHから0.0096ETHに減ってました▼
『wallet.polygon.technology』へアクセスしてPolygon Walletを確認、無事送られていました。▼
あとは。矢印にあるMetamaskアイコンをクリックして「Add to Metamask」を選択すれば、Polygon上のMetamaskウォレットでもブリッジしたETHが確認できるようになります。
トークンの追加▼
これで確認できるようになりましたね▼
3,ETHの一部を仮想通貨MATICに交換
Polygon(ポリゴン)のガス代はMATICという通貨で支払います。実は今回ブリッジした時点で0.01MATIC貰えています。ただ、それだど少し心もとないのでETHの一部でMATICを購入(スワップ:交換)しておきましょう。今後Polygon上で仮想通貨をスワップしたり、預けたりする可能性もあるので1MATIC用意すれば十分でしょう。(1MATICは150円程度 ※MATICの相場チェック)
私はQuickSwapが使いやすいので、ここで交換しました。
3-1、ETHをMATICに交換(スワップ)する
QuickSwapへアクセス。Metamaskを紐付けます▼
接続します▼
ETHからMATICです。間違いないようにしましょう。最初にMATIC側に「1」と入力すれば、ETH側は自動計算されます。「1MATIC」150円程度です。▼ ※MATICの相場チェック
交換の確認▼
無事に1MATIC追加されました▼
これでETHとMATICが揃いましたね。設定完了です。
4,早速ポリゴンを使って購入
今回はチビ画伯さんの作品を購入させていただきました。絵を描くのが好きな7歳の女の子が可愛らしい絵をたくさん描いています。NFTを活用したチャリティイベントなど開催していたりもしますので、注目のアーティストさんです!
「Buy now」を選択▼
注文内容を確認します▼
金額と数量を確認して「チェックアウト」▼
署名をします▼
購入が完了したら自分のページに追加されます。カンタンにガス代無料で購入できましたね▼
さいごに
Ethereum(イーサリアム)のガス代が高くてヤキモキしていた方も、これでPolygon(ポリゴン)島で売り買いすることができました。まず気軽にNFTを楽しむには最適な場所です。今後、自分の作品をどこに出すか考えながらNFTライフ楽しみましょう。
Ethereum(イーサリアム)とPolygon(ポリゴン)どちらがいいの?とお悩みの方は、合わせて下記記事も参考にして下さい。
- OpenSeaのイメージ図【イーサリアムとポリゴンの関係】
- そもそもポリゴンって?【簡単に説明する】
- あなたはイーサリアムorポリゴン?
- 【OpenSea】イーサリアムorポリゴンどっちでNFTを出すべき?:まとめ引用:(とちさんのブログ)
また、Polygon(ポリゴン)を換金する際は、必ずイケハヤさんの記事を一読してからトライしてみて下さい。間違えると・・・「セルフGOX(仮想通貨消失)」しちゃう恐れがありますので・・。
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それでは、良いNFTライフを!