新しいことが大好きなtetumemoです。本日は昨年から話題になっているNFTをはじめてみました。
NFTとは?
NFTとはノンファンジブル・トークン(Non-Fungible Token)の略称で、日本語では代替不可トークンまたは非代替性トークンと訳されるトークンの一種だ。仮想通貨と同様のデジタル資産である。
Via:NFTとは デジタルデータが資産になる仕組みや今後を解説
この記事は、こんな疑問を持っている方のためにフィットする記事です。最短、シンプルに知りたい情報を紹介していきます。
- NFTに興味がある
- NFTを売りたい
- NFTを買いたい
売り買いするために必要なこと
一般的に、何かを売り買いするには「作品」「通貨」「財布」「場所」の4つが必要です。
わかりやすく例えるなら、「中古本」「日本円」「銀行口座」「メルカリ」です。
1,作品は?
自分で描いて作っても良いですし、買ったものを売ることもできます。最初のハードルとしてカンタンなのは、「買って」→「売る」ことです、
2,取引するための通貨は?
仮想通貨のイーサリアムが必要です。NFTをお試し売買するためには2,3万円程度(※2021年10月時点)のイーサリアムを購入しておけば体験できます。
イーサリアムについてはこちらの動画解説がわかりやすいです。私はコインチェックを利用しました。
Via:【動画で解説】3分でわかるイーサリアム(ETH)の購入方法
3,通貨を入れるお財布は?
イーサリアムを取引所からMetaMaskへ送金する必要がありますので、今度は取引するための財布を作ります。
その財布の名前が「MetaMask」と言います。
4,売り買いする場所は?
OpenSeaは世界最大規模のNFTマーケットプレイスです。OpenSeaは2017年12月にサービスが始まりました。
アメリカのニューヨークを拠点としたNFTマーケットプレイスで、2021年7月時点で月間取引数が約250億円ほどあります。
OpenSea is the world's first and largest web3 marketplace fo…
さて、大きな流れは掴めたと思いますので、ここからはイーサリアムを購入済みの方向けの説明です。所持しているイーサリアムを今から作成するお財布「MetaMask」に送る必要があります。
MetaMask(お財布)の作り方
手順は以下の流れ。Google Chromeの拡張機能でMetaMaskを入手がオススメです。シンプルでとてもわかりやすい。
- MetaMask公式サイトよりMetaMaskを入手
- MetaMaskを入手し拡張機能として利用する
Secure and User-Friendly Crypto Wallet for NFTs and Digital …
1,ダウンロード
2,拡張機能インストール
登録したパスワードや、割り当てられたバックアップフレーズはMetaMask内の仮想通貨を管理する上で非常に大切なものです。必ず忘れないようにメモし、誰にも教えないようにしましょう。これが知られたらすべての仮想通貨が一瞬で無くなります。金庫に保存するレベルです。
今後、「あなたのバックアップフレーズなどを入力してください!」というサイトとであったら、ほぼ詐欺です。金庫の鍵を渡すようなものなので、絶対に入力しないでください。Metamaskウォレットの仮想通貨を盗まれます。
3,自分のMetaMaskのお財布アドレスをコピーする
自分のMetaMaskのお財布アドレスをコピーします。拡張機能からポップアップできます。
※こちらの画像はウォレットに入金済みの画像です。
これで準備完了。
MetaMask(お財布)へイーサリアムを送る
私はbitFlyer(ビットフライヤー)とCoincheckから送金しました。今回はCoincheckでの手順を紹介。
- Coincheckへアクセス
- コイン送金を選択
- イーサリアムを選択(すでに購入済と想定してます)
- 送金先リストを作る→ここに自分のMetaMaskのお財布アドレスをコピペします。
- 金額(ETH)を設定し、送金
- 長くて10分程度であなたのMetaMaskに反映されます。
Metamaskのネットワーク設定に気をつけてください。もし大金を送金する場合、送金手数料がもったいなくても、まずは少額でテスト送金することが重要です。アドレスミス、ネットワーク設定の間違のまま送金した場合、消えて取り戻せません。
売買の場所「OpenSea」へ
お財布の準備はできました。お金(イーサリアム)も入っています。もう売買可能です。それでは売買可能な場所に行きましょう。
売買するためにOpenSeaのアカウントを作りましょう。
- OpenSeaへアクセス
- 「作成」をクリックし、OpenSeaのアカウントを作成
- 作成をすすめるとMetaMaskが起動
- 「Sigh in」をクリックし、OpenSeaとMetaMaskの紐づけをすれば、登録完了
以上で売り買いするための必須準備は完了です。
OpenSeaでNFTを売買する
NFTを買う方法
購入は至ってシンプルです。
- OpenSeaにアクセス
- 「探索」をクリック
- フィルター機能で、販売されている方法や、ブロックチェーン、価格、カテゴリーなどでフィルタリングしてNFTを探す
- 気になるNFTを見つけたらクリック
- 「Buy now」をクリック
- チェックボックスをクリックし、「チェックアウト」をクリック
- MetaMaskが起動し、「確認」をクリックすると決済完了
購入時の注意点
購入はカンタンですが、1点注意が必要です。売買時にはイーサリアムを利用します。それを使う際に必要となる手数料を「ガス代」と言い、取引の都度発生します。
つまり、購入時には「購入価格」+「ガス代」が必要になります。そしてガス代は変動します。
そのガス代はOpenSeaが設定するのではなく、イーサリアムブロックチェーンの需要で決まります。
具体的なガス代をご紹介します。あくまで目安としてご参考にしてください。
- 事例①出品時:6,980円
- 事例②購入時:2,338円
ガス代は変動するものなので、都度確認することをオススメします。こちらの「GAS NOW]というサイトでガス代をチェックしましょう。ガス代は節約することもできます。それはまた別の機会に説明します。
NFTを売る方法(出品方法)
私は仮想通貨の初心者専用ブログを運営しているフォンさんの記事を参考に出品しました。とてもわかりやすい記事ですのでNFT初心者にとってもオススメです。
【2023年3月最新】OpenseaをPolygonで始める方法<NFT初心者向け>に解説しています。ガス代のかかるタイ…
さいごに
いかがでしたでしょうか?ここまでの道のりはかなり大変だったと思います。
まずは、はじめの一歩でアカウント作成、二歩目で購入、三歩目で販売と一連の流れを体験してみて下さい。
その経験に価値があると思います。
今回の記事で、NFTをまったく聞いたことがなかった方でも、売買可能な準備ができたなら嬉しいです。
では、また