頭に残らなければどんなに本を多く読んでも意味がない
と、多読家には強く突き刺さる刺激的な言葉で本書は始まる。
読んだら忘れない!というすっごいノウハウが盛り込まれているのか?というとそうでもない。
実に基本に忠実で、
- マーカーを引く
- 他の人に内容を話す
- SNSに投稿する
- ブログを書く
など、本を読んだ後にアウトプットの回数を多く重ねれば記憶の定着が強くなるということ。
私も同感だ、
確かに、本で気になった部分をこうやってレビューに書いたり、人に話したりすると定着する。
本書はこういった当たり前のことなんだけれども、意外と誰もやれてない基本的なことをあえてやり続けなさいということを強く訴えてくれる。
また、なぜ読書を続けることが重要なのか?という問いにも統計的な数値を交えながら説明してくれているので納得が深まるだろう。
- これからたくさん本を読もうと思っている方
- いろいろな読書術を知りたい方
- また、この手の読書を進めるビジネス書をあまり読んだことがない方
など、豊富な情報量に満足いくはずだ。
是非とも誰かに多読を勧められてこれから取り組もうと悩んでいるのなら手にとって損はない一冊である。
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