「Pinterestは象(Evernote)に羽を与えてくれた」
なんのこっちゃ?と思われても仕方がないですね、コアなPinterster使い,ピナーを目指す@tetumemoです。
まずはじめにこの事について語る前に”私にとってのEvernoteとは?”について軽く触れておきます。
私にとってのEvernoteとは?
- ”想いの記憶”を記録する。知識の木
- その情報は誰からのソースなのか?
- 誰が何を言ったのか?
- その人は何を感じてくれたのか?
- 私はどう思ったのか?
基本的にリアルなつながりを重視に、私と、私の周りの方々の”想い”を記録していき、多くの人々の”想い”を共有し、ミックスさせ、新しい創造へとつなげるという私自身の知識の木(Evernote Tree)を育てる作業です。
「Evernoteですべてを記録しよう」というのも最高なのですが、私がEvernoteを通じて一番に行いたいことは、ライフログでだけではなく、自分の”想い(情熱)”と私以外の方の”想い(情熱)”を”自分”という大きな木を中心に、様々なつながりの枝を広げて、色々な種類の花という”アイデアの花を生み出す”ためのツールにしようと考えております。
インスピレーションを磨き、様々な”想い”を記録し、新しい”夢”や”情熱”を呼び覚ます画期的ツール、それが私のEvernoteです。
”記憶する”ノートから”進化する”ノートへの一歩
基本的に私のEvernoteは「あらゆることを記憶する」という本来の目的だけではなく、「想いを進化させる」というところに重点を置いてます。
そのノートの中ではすべてが”想い”について書かれているのではなく当然ToDo/情報収集/ライフログ/欲しい物/興味がある物など多岐にわたり、当然部分的に「あらゆることを記憶する」というコンセプトに基づいて使われているのも事実です。
その中でも”記憶する”というカテゴリであったある重要なノートがPinterestによってとても斬新な”情報が進化する”という驚きの変化を遂げたのです。
Pinterestは2つの進化させるノートを選んだ
そのノートとは「欲しい物リスト」と「Interest」という2つのノートです。
まず「ほしい物リスト」
こちらはその名のとおり自分の好きなもの、将来手に入れたいものなど自分の”欲求”に焦点を当てたノートです。
もう一つの「Interest」
これは欲しい物とかぶる場合もありますが、おっ!これいいな!、すげーー!、なんかカッコエエな、美味しそう!、行ってみたい、など夢見る”欲求”のノートです。言わば自分のアンテナに引っかかった興味のあるノートです。
この2つのノートを違う意味で表現すれば「自己満足リスト」です。クラウド型のEvernoteという自分だけのライフログ手帳に将来欲しい物や興味のあるリストを羅列して、「ムフフっ」とニンマリするためのモチベーションUPのためのカンフル剤のようなものです。
Evernoteは共有という機能はあるものの自分のライフログに特化した先進的なデジタル手帳です。使い方によっては自分のライフスタイルを劇的に変化させ、今までの仕事をひっくり返すような出来事をもたらしてくれるかもしれない可能性無限大のツールかもしれません・・・
しかし、自分の手帳なのでクラウドだけど”閉鎖的”なのは事実、そのために私はEvernoteTreeというコンセプトを掲げ”想いを記憶し進化させること”に力を注いでます。
その中でもこの2つのノートは自分の想いしか詰められない非常に閉鎖的なノートでした・・・、そんな時です、
Pinterestが2つのノートの進化を加速させる
Pinterestとは自分の好きな写真や動画を好みのボードにPINしていき他の人と共有しあうサービスです。
Twitterの例で簡単に説明すると
- PIN(ピン)をするというのは”ツイート ”するということ
- Repin(リピン)するということは”リツイート”するということ
PINやRepinをしたものは自分のタイムラインに流れ、Repinされたりしたら当然通知が来る。さらに相手や相手のボードのみをフォローすれば相手がPINしたりRepinしたものも自分のフィードに流れてくる仕組み。
言わば、自分の興味のある写真と同じ趣向を持つ相手の興味の持つ写真が自分のタイムラインに表示されてくるということ
この仕組がEvernoteの「ほしい物リスト」と「Interest」のノートに与えた恩恵は非常にデカイです。
まずはじめに私はPinterestでこの2つのノートを少し詳細に分けたボードを作りました。
- 「ほしい物リスト」=My Style
- 「Interest」=Super HOT Gadget(気になるガジェット)・Go Go Apple Life!(気になる!アップル製品)・In the Kitchen(気になる調理器具)など
そしてそのボード達に自分がEvernoteでリスト化していたほしいもの、興味があるもの、好きなものをどんどんPINしていき、また、他の似たような趣向が合う人やボードをフォローして行きました。
するとどうでしょう、今まで私のただの自己満足でしか過ぎなかったリスト達がタイムラインに表示されるだけではなく、そのガジェットを好きな人達がPINやRepinした写真や動画までも表示されてくるようになったのです。
これはどういう事かというと、今まで自分の頭の中でしか把握してなかった”ほしいもの””興味があるもの”という”物”達の他に、もっともっと自分がまったく知らなかったようなガジェットや調理器具、Apple製品などがドンドン発見できるんです!
まさにセレンビリティ(偶然の発見)です。
この現象を体験すると、いかに自分のモノサシが小さかったのか本当に痛感します。世界中の趣向の合う誰かが写真や動画という媒体のみを通じてセンスだけのコミュニケーションをおこない自分の創造の幅を拡大してくれるというクリエイティブな空間、それが私にもたらしたinnovationです。
閉鎖的だった自己満足のほしいものリスト達が”記憶する”から”進化する”に変わっていく様子は、まるで成長を強制的に止められた窮屈な緑の象が羽ばたいていくように見えました。
偶然の発見をもたらすPinterestの可能性はまだまだ日本で普及していませんが、私はEvernoteとの相性がとてもいい存在に感じます。今後日本語に対応するような噂も出ているようですので、そうなればPinterestが数々のノートに羽を授けてくれる日はそう遠くないと思います。
Pinterest、それはまるで写真と動画を軸にした新しい無言の言語
使うものの右脳を刺激し、感覚と感性で会話していく新しい心地よさ
そんなとてもクリエイティブな時を提供してくれる素晴らしいサービスです。
私もまだまだ使い始めたばかりです。是非皆さんもこの新らしい無限の可能性を秘めたPinterestを使ってみてはいかがでしょうか?