昨夜iPadやiPhoneをiOS 13バージョンアップしました。
すると、いつものように使っているアプリを立ち上げるとこんなメッセージが出てくる。
LINEがBluetooth許可を求めています
??
???ってなりませんか?
さて、今回はそのカラクリをご説明します。設定によってはアプリが正常に動かなくなる可能性もありますので気おつけましょう。
なぜiOS13にしたらBluetoothの使用許可を求めてくるのか?
Bluetoothで何を取得しようとしているのか?
主に位置情報などです
セキュリティの問題で、ユーザーの同意なしに位置情報へアクセスすることを防止しています。
たとえば、LINEが位置情報を取りまくっていると想定する。その場合ユーザー固有のBluetoothデバイス識別子と、ショッピングモールやレストランなどどこにでもあるビーコンと呼ばれる認識センサーが情報を交換し合う。
すると、あなたが、いつどこでどんな行動をしているのか明確に把握され、その情報に基づいたターゲティング広告が掲載される仕組みだ。
それを「便利」と思うか「気持ち悪」と思うかはあなた次第。
今までとの大きな違いは、取得した情報詳細を教えてくれる
Googleマップではどれくらい位置情報を取得したのか回数を教えてくれるし、その取得をし続けるかも常に聞いてきてくれる。
取りあえず、Bluetooth接続は拒否すべきか
それはお勧めしない。なぜならBluetoothは音声のみではなく、位置情報やWi-Fi接続など用途が多様にある。
不安なら一度オフにしておいてもいいが、「なんかアプリ上手く動かないぞ?」と言う時は、設定のアプリ一覧から戻しておこう。
ちなみにLINEはこのような感じだ
iOS13のAppleプライバシーおよびセキュリティポリシーは以下のとおり
- 位置情報を“1度だけ許可”するオプションにより、Appと位置情報を1度だけ共有することが可能
- バックグラウンドのトラッキング通知により、Appがバックグラウンドで位置情報を使用しているときに通知が可能
- Wi-FiおよびBluetoothの機能改善により、Appがユーザの同意なしに位置情報にアクセスすることを防止
- 位置情報の共有コントロールにより、写真を共有する際に位置情報データを簡単に削除するオプションが利用可能
では、また
Posted from するぷろ for iOS.