現在私を含め4人のチームで共有ノートブックを使っています。ノート作成のルールは特になく「これは役立つ!」と感じたものなら直感でどんどん投げ込んでいます。
今回はその投げ込んでいる情報の中で、ある共有ノートがとてもチームのためになっているなと思い紹介します。
ノウハウというノートブックがチームを強くする
営業ノウハウ、技術ノウハウなどその人個人が努力して鍛錬して身につけたものは自分だけのものとして中々他の人には教えたくありませんし、教えてくれません。
しかしノウハウといってもそれには鮮度があり、いつまでも通用し続けるわけではありませんし、やがて陳腐化します。
ですが私たちは、そのノウハウを使って得た成功という甘い蜜にすがり続けてやがて多くの時間を損失した事に気づきます。「ああ、もうこの手法使えないのか、、」こんな経験ありませんか?
私はつらい経験していたので、チームができたら皆にそんな失敗におちいらないようにあることを実行しようと決めていました。
それがノウハウノートブック作成と共有です。
ノウハウノートにはこんなことを書いてます。
- クロージングの時の殺し文句
- 顧客とアポイントが取りやすいゴールデンタイム
- 顧客の心を虜にする鉄板トーク
- とっておきの改良方法
- 導入事例とその中で読んでおくべき重要なポイント
- 現場に持っておくとメチャクチャ役立つ資料集
- 社長は何を知りたがっているのか?
- メーカー営業、技術者としての心構え
- 名前で呼ばれるお客様を何人持っているのか?名前で呼ばれるにはどうしたらいいのか?
- カバンに入れておきたいとっておきのアイテム
- 当たるDM作成ノウハウ
- お客様の心をわしづかみするニュースレターの書き方
他にもたくさんありますが、「誰にも教えないようにしよう。」と思っていたものから「これって使えてんのかな?」と感じている些細なものまでとにかくなんでもノートに投げ込みます。
普通に考えたら「売れるノウハウ」「顧客を虜にするノウハウ」なんて共有したくないですが、いざ共有してみると面白いことがおきます。
ノウハウが再創造される
- チームメンバーがノウハウを使い出す
- チームメンバーがそのノウハウを使った結果を共有しだす
- チームメンバーが新しいノウハウを書き込む
- チームメンバーがそのノウハウを元に新しいものを生み出す
- ノウハウを惜しげも無く共有し合う場ができる
など、Evernoteに共有されたノートは「読みたい時にEvernoteで検索される」というインプット中心の使い方からチームの脳みそを混ぜてグチャグチャにして新しいノウハウを生み出すという素晴らしいアウトプットツールへと変化させることができました。
ノウハウなんて消耗品と気楽に考えてどんどん共有しましょう。すればするほどアイデアが湧き出て自分一人ではできなかったこともチームと一緒ならできるノウハウも生まれます。
知識は無限大、たった一人の脳、たった一人のEvernoteに閉じ込めるなんて本当にもったいないことです。
まずは自分から考えつくだけノウハウを書き記し共有してみましょう。始まりはそこからです、後はチームを盛り上げついてきてもらいましょう。
楽しいチーム作り、強いチーム作りにぜひEvernoteの共有ノートブックをオススメします。
では、また
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