せっかく一生懸命作った動画をアップしたのに、黄色いドル記号()が付き収益化が「制限付き」・・・、悲しすぎますね。
今回は、そんな悩ましい「制限付き」からカンタンに開放された手順をご紹介します。
要するに、収益化できるチャンネルでも、このメッセージが表示された場合、ほとんど広告収入が入りません。
Googleの公式対処法は以下のとおり ↓
「ほとんどの広告主に適していない」と判断された動画について、人間による審査をリクエストする
アップロードした動画のコンテンツがほとんどの広告主に適していないと判断された場合、動画の横に黄色いドル記号()が表示されます。
動画がほとんどの広告主に適していないと判断されるのは次のような場合です。
- YouTube の自動システムによって、コンテンツがすべてのブランドに適していないと判断された場合。
- 注: 自動システムの判断が間違っていると思われる場合は、人間による審査をリクエストできます。人間による審査を受ける動画については、専門の審査担当者が確認します。このプロセスを繰り返すことで、システムの精度が次第に向上していきます。なお、動画を削除して再びアップロードしても、結果は変わりませんのでご注意ください。動画をこの審査に送ることができるのは 1 回限りで、審査による決定を覆すことはできません。詳しくは、広告掲載に適したコンテンツの審査の仕組みをご覧ください。
- 専門の審査担当者によって、動画が YouTube の広告掲載に適したコンテンツのガイドラインを遵守していないことが確認された場合。
けど、ちょっと待ってください。気軽に「審査リクエスト」はオススメしません。
再審査後、もう一度「広告主に適していない」と判断されたら、二度と復活はできません・・・。
「ほとんどの広告主に適していない」と判断された動画を、審査リクエストせずに復活できた方法
一番カンタンで効果が高かったのが、「動画ファイル名」と「タイトルの変更」です。手順は以下のとおり
- 「ほとんどの広告主に適していない」と判断された動画を完全に削除
- 広告掲載に適したコンテンツのガイドラインを遵守して動画ファイル名を変更
- 動画をアップロード
- 広告掲載に適したコンテンツのガイドラインを遵守してタイトルを変更
以上です。
これだけで無事「ほとんどの広告主に適していない」表示は消えました。
参照:広告掲載に適したコンテンツのガイドライン
広告掲載に適したコンテンツのガイドライン 以下抜粋 ↓
広告に関するガイダンス | 自己診断の項目と詳細事項 |
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このコンテンツは広告を掲載できます | タイトル、サムネイル、動画で、省略表記されている、または自主規制されている軽度の冒とく的な表現(くそ、ちくしょうなど)が使用されている。動画で度を越さない程度の冒とく的な表現が使用されている。非常に冒とく的な表現(放送禁止用語など)が動画の冒頭で、または開始からおよそ 30 秒以内に 2 回までの低頻度で使用されている。または非常に冒とく的な表現がミュージック ビデオで使用されている。
定義:
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広告を掲載できますが、オプトインしたブランドの広告のみが掲載されます | タイトルやサムネイルに含まれる度を越さない程度の冒とく的な表現、動画の冒頭(開始からおよそ 30 秒以内)に頻繁に使用される非常に冒とく的な表現、ミュージック ビデオのタイトルやサムネイルに含まれる非常に冒とく的な表現。
タイトルとサムネイル:
このカテゴリに該当するコンテンツの例:
定義:
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このコンテンツでは広告をオフにする必要があります | タイトル、サムネイル、動画の中で極めて冒とく的な表現(支那人、チョンなどのスラングを使った差別的な中傷など)が使用されている。
タイトルとサムネイル:
このカテゴリに該当するコンテンツの例:
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さいごに
何がガイドラインに反しているのかわからない場合は、子供向けのYou Tubeを見てみて、タイトルを調べてみてください。不適切で暴力的な表現は皆無で、やわらかい表現のタイトルでありふれています。
動画の冒頭30秒も気をつけてください。暴力的なシーン、爆発、銃声、銃撃戦などそういった内容は「ほとんどの広告主に適していない」となってしまいます。
今回の対処法ですべてが解決されるわけではありませんが、一度しか使えない「審査リクエスト」前に、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
では、また