本書より
「人間には 、グライダ ー能力と飛行機能力とがある 。受動的に知識を得るのが前者 、自分でものごとを発明 、発見するのが後者である 。両者はひとりの人間の中に同居している 。グライダ ー能力をまったく欠いていては 、基本的知識すら習得できない 。何も知らないで 、独力で飛ぼうとすれば 、どんな事故になるかわからない 。」
教えを請うのか?自ら問うのか?
私たちはこれまで、教科書片手に、教えてもらえるという好奇心を原動力になんの迷いもなく学校の椅子に座って授業を聞いてきた。
そう、聴いてきたのではなく
聞いてきたのである。
学びは教わるもの
これを幼少期からずっと続けていることに危機感があると警笛を鳴らしているのが本書である。教えられることが悪いわけではない。
重要なのはどうやって思考を切り替えるか?
切り替えるためにどんな手法を行うのか?
そんなスイッチがあるということに気づかせてくれる。
本書が刊行されたのは30年前、年月関係なく「思考」という本質が不変であることに驚かされる。だからこそ、ある時期だけ書店に限定的に置かれてる流行りのノウハウ本を手に取るのではなく、まずは本書から思考の本質を学んでほしい。
本書を読み終わった後どうなるのか?
それは、自分自身や成すべきことに「問い」を持てるようになっていると思いたい。
問いのパワーは無限大、眠っていた脳みそを叩き起こす活性剤!
思考の整理学、オススメです。
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