やはり、おせんべい好きには2016年最後の記事として「柿山セレクト」にて締めくくらせていただきます。
コンセプトとして「お米の香りとうま味を感じてもらえるおかき」とあり、原材料や使用する水においても「富山」というこだわりです。
とても一貫した頑固気質の心意気を感じます。
そんな赤坂柿山のとっておきのセレクトを楽しませていただきましたのでレビューします。
お米と対話できるおかき「柿山セレクト」で田んぼにトリップ
黒パッケージに、黒文字、色彩の常識を根底から覆すこだわりと頑固っぷり、その貫い通す想い入れにパッケージからゾッコンです!
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おもてなしに大きさは必要なし、想いの大きさこそ皆に伝わるという心意気をしかと受け止めました。
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たった一枚なのですが、丁寧に包まれた袋にはお米のオーラをかんじます。
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一番の売りである右側の薄米おかきは艷やかに光っております。これは「何かを塗っているのか?」と思いきや、鋭く研ぎ澄まされた刃で切られるため独特のツヤが生まれるそうです。
食感はおこげのように米のツブツブを味わうことが出来ますが、実際そんなに雑なものではなく、米粒がほぼ均等な大きさで揃っており、その粒たちが口の中でホロホロと崩れるときには小さいおかき同士がぶつかり合い互いに甘みを引き出し、香りを醸し出し、小さな一枚が田んぼの風景を思い浮かばせてくれるほど上品でした。
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さいごに
おかき特有のガツンとした塩気やしょっぱさはありません。
しかし、だからこそ米の旨みも香りも噛めば噛むほど楽しめるはずです。
豪快に噛み砕いたあとは米粒をすり潰すようにおかきと対話してみてくださいね。
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