「ねぇねぇ、これいくら?」
打ち上げ花火1発当たりの値段、新幹線の値段、ゴリラの値段、CTの値段、人体模型の値段、信号機の値段
なんだか知らないけど、知っていたら絶対驚かれそうな意外に知らないモノの値段を118項目記した壮大なネタ本です。
例えば、、
- 売買はできないけど、パンダ1頭の値段(推定)は5億円
- ゴリラは8,000万円
- ライオンは45万円
- CTスキャンはパンダと同じ5億円
- 消防ポンプ車は1,600万円
- ジャンボジェットは400億円
- 電車の宙吊り広告1週間の値段は360万円
- スキー場のリフト1基あたり1億円以上
- 美容師のハサミは1本5万円から15万円
など、知れば知るほど驚かされる値段ばかりです。
値段を知れば経費がわかる
この本を読んで、ただなんとなく飲み会や合コンのネタを仕入れるのもいいですが、モノの値段を知ることで経済観念が養われます。
例えばその職業の運営にはどれだけ経費がかかっていて、人をどれくらい雇うといくらくらいかかるのか?
モノを数台仕入れて、どれだけ1ヶ月集客すれば儲けが出るのか?
広告費を多くかけても、反応率はどれくらいあるのだろうか?
子供の給食費ははたして妥当なのだろうか?
など、数々の想像が膨らみ、その興味がある事を掘り下げていけばさらに知識が深まりますね。
テーマパークをちょっと掘り下げるだけでも楽しい
絶叫マシン1台20億円、さぁ、どうやって元をとる?
例えば富士急ハイランドの年間売上高は240億くらい。
売上高だけ見れば絶叫マシン20億円1基くらいポンと買えそうですが、遊園地はそれだけじゃないですよね?
観覧車は10億円くらいです。
その中で館内の経費、人件費、販管費、広告費、雑費などを差し引いてしまえば純利益の桁数は二桁か、一桁台まで下がってしまいます。
華やかな遊園地で「入場料高いなぁ〜、」と思っていても、実際経営側は苦労して集客し、新しい遊具を毎年取り入れ、粗利を得るため頑張って経営していることが手に取るようにわかります。
レジャーランドでどれだけ苦労しているか考えながら楽しみたいとは思わないかもしれませんが、モノの値段を知るだけで見えない企業努力が見えてきて
感謝しながら楽しむ
ということもできるかもしれません。
物心がしっかりとしてくる我が家の娘たちにも、遊園地で駄々をこねた時は、わかりやすく
「運営側の苦労と努力によって私たちは今ここにいて楽しめているんだよ」
と優しく教えてあげようと思いました。
モノの値段、、とっても奥が深い!
是非ともこの本で想像を膨らませながら楽しんでみてください。
では、また。
スキマ時間に読めるビジネス書「10分要約サービスflier 」
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