お金ってなんだ?
本書は「お金」を軸に語っているが、実はとても深い。
我々は、普段お金という対価を払って、それに応じたモノ、サービスを交換している。
これは、今の世代、生まれた時から行われてきていたことで、なんの疑問もなく使っている事象だ。
ただ、昔は違った。物々交換の時期もあった。
現在はお金が定着している。
そして、仮想通貨、ブロックチェーンなど新しいフェーズが現れている。
今我々は、そんな「価値」の転換点にいる。
とても貴重な時代の狭間を生きており、その変化を許容するのか?利用するのか?無視するのか?否定するのか?
その立ち振る舞い方でこれからがガラリと変わる。
今は時代の変換点
本書では、その生き方や考え方を自己啓発してくれるわけではない。
しかし、著者が多大な時間を投入して築いてきた「仮説に基づいた実験、検証、新定義」という贅沢な時間をこの一冊で体験できる。
こんな贅沢な本があっていいのかな??と思います。
このお金2.0が書籍になるまで考え、検証し続けた年月は12年。
その結晶を味わい、新たに解釈して動き出すのか?
それとも、読むことなく、今までの価値観を「正」と定めて生きて行くのか?
価値観の扉はここにある。
時代の変換点を手にするなら本書。
答えはないが、光はある。
是非とも、手にとってみてください。
では、また
スキマ時間に読めるビジネス書「10分要約サービスflier 」
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