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数々のおせんべいを紹介してきたが、多く分けると2つある
- 一口目からガツンとパンチを効かせてくる
- 三口目あたりから、「あれっ?なんか、旨いぞこれ」とジワジワ来る
今回は、後者になる。
実は一発目の美味しさが強いおせんべいは初動の感動は大きいものの、持続性にかける。味が濃くて継続がキツイからだ。
「いぶし銀」なんか典型だろう。
鹿島米菓の究極の手揚げもち、「いぶし銀 ぶっかけ塩」がガツンとうまいっ! – tetumemo
後者はとても長く愛され、「よし、買おう!」という意思決定なんかなくても自然と買い物かごに入っているルーチン化せんべいだ、カキピーなどその手のポジションだ。
ただ、この地位を築くのはなかなかハードルが高い
亀田製菓すげーよ!期間限定梅しそ柿の種に完全ノックアウト – tetumemo
今回紹介したいのは、見事無意識化に買い物かごに投入されるレギュラーの座を奪いとったせんべいが現れたということだ、大手からすれば絶対大丈夫な牙城を横からザクッと崩してきた新星だ、たからこそ紹介したい。
越後製菓「つぶたがね」の食感は新鮮さの現れ!噛めば噛むほどアゴが喜ぶ!
昔からある製法で、荒くお米の粒を残して、ビタンっ!と潰して硬貨くらいに伸ばしてあるのが特徴だ、直送日から1ヶ月程度の賞味期限にこだわるところがせんべい好きとしてグサッと刺さるポイントだ
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味も、ガツンと強いのか味ではなく、ほのかなガーリックの香り、ホタテの旨み、サラッとした塩味で飽きがなくバリボリいける
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特に素晴らしいのが、せんべいのさわり心地と、砕いた時のインパクトだ、
こんなに小さく、触るとサラッサラでべとつき感ゼロ、そんな控えめな感じなのに一枚口にほおりこむと「ガリッ」と大きなせんべい並みのインパクトをもたらす。
更にせんべい部分が一部空洞になっており、その微妙な噛んだ時の強弱が、二度と同じ食感を味あわせてくれない哀愁さを漂わせてくる。
この食感に出会いたければ、「俺をもう一度探してみろっ!」と言わんばかりだ、小さいくせになんともけしからん!
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一枚ずつ食べてもよし、残酷に数枚バサッと突っ込んでもよし!
食べる数の違いで多様な表現をかましてきて、おせんべい奏者としてはこの上ない喜びだ。
素朴だからこそ、クセになる。控えめなくせに暴れん坊!
こんなに表裏一体なせんべい初めてだよっ!クソ、嬉しすぎて倒れそうだ!
娘達も小奴らに魅了されちまったよ!
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そんな越後製菓の「つぶたがね」は埼玉県内の「ベルク」や「ヤオコー」で見かけます。
100円台でこの世界観、せんべいのこれからはどうなるんでしょうね?
期待高まります!
これは、「おすすめです!」ではなく「買うべし!」と断言します!
では、また
味の追求 つぶたがね|味の追求|あられおせんべい|越後製菓株式会社
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