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ココロをオシャレに刺激する

Nikon D600を中古で買うため「手に入れた時の満足度」を定量化して家族と議論した。


中古でNikonのD600をやっと手に入れた。

子供の成長の瞬間は一瞬、その瞬間を撮るためにコンデジでそこそこな画像を10枚撮って奇跡の1枚を見つけるのか?

それともフルサイズカメラで最高の絵を10枚撮って奇跡の8枚を得るのか?

私は過去、コンデジ→デジタル一眼ミラーレス機を経て5万枚近くの写真を撮ってきた。

しかし、「これだ!」という写真に巡り会うことはあまりなく「そこそこ満足」で終わっていた。

そんな時、古くからの友人がニコンのD600というフルサイズカメラを首からぶら下げ、私たち家族を何気なく撮ってくれた。

後日送られてきた写真を見たとき、時間が止まった。今まで私が撮ってきた写真はペラペラの漫画本のような2Dの表現、奥行きもなく、主役も誰かわからず、取らせてと言われて振り向いてくれた写真ばかり、

しかし友人の写真はまったく違った、目元にくっきりとピントが合い笑顔に躍動感がある、そして顔の輪郭は背景の柔らかなぼかしと共にふんわりと浮き出され、「その瞬間、あなたはここにいた」と言わずとも写真という3Dの「絵」が語ってくれていました。

どんなに平素な写真を積み重ねても、フルサイズの1枚には到底かなわないんだな、という事が心底わかりました。

私にとってフルサイズのカメラを買わないという判断は、家族との最高の思い出を切り取る機会の損失である

今まで、は「フルサイズカメラ」=「高価なもの」という尺度で測っており、選択肢にも入らなかった。

しかし、「最高の今を切り取る家族写真を量産できたらどうか?」

という価値基準で仕上がる写真を見たとき、180度思考が転換されました。

仕上がる家族写真に「満足度」という価値ポイントを当てはめる

コンデジの場合

  • 満足度(普通の写真)→50満足度
  • 満足度(良い写真)→100
  • 満足度(最高の写真)→200

フルサイズカメラの場合

  • 満足度(普通の写真)→100満足度
  • 満足度(良い写真)→200
  • 満足度(最高の写真)→500

良い写真が発生する確率を当てはめる

コンデジの場合

  • 満足度(普通の写真)→50
  • 60%

  • 満足度(良い写真)→100
  • 30%

  • 満足度(最高の写真)→200
  • 10%

フルサイズカメラの場合

  • 満足度(普通の写真)→100
  • 30%

  • 満足度(良い写真)→200
  • 50%

  • 満足度(最高の写真)→500
  • 20%

コンデジで1,000枚写真を撮って得られる満足度は?

コンデジの場合

  • 満足度(普通の写真)→10
  • 60%
    1,000×10×0.6=6,000

  • 満足度(良い写真)→20
  • 30%
    1,000×20×0.3=6,000

  • 満足度(最高の写真)→50
  • 10%
    1,000×50×0.1=10,000

満足度 22,000満足度

フルサイズで100枚写真を撮って得られる満足度は?

  • 満足度(普通の写真)→100
  • 30%
    100×100×0.3=3,000

  • 満足度(良い写真)→200
  • 50%
    100×200×0.5=10,000

  • 満足度(最高の写真)→500
  • 20%
    100×500×0.2=2,500

満足度 15,500満足度

満足度のポイントは当てはめる変数で大きく結果が変わる

結論から言うと、私の当てはめた変数の場合コンデジで1,000枚撮れば何とかフルサイズの100枚に匹敵するのでは?

という結果が出ました。

しかし、満足度や発生確率、撮る枚数によってこの結果は変わってきます。

なぜこのような回りくどいことをやったかというと、中古とはいえD600という高級カメラを買うにあたって家族会議が行われます。

ただ、その会議の中、感覚のみで「いや、フルサイズカメラの方がコンデジよりすごく綺麗だからさ」と訴えても「綺麗さ」と求めている仕上がりには感覚の尺度がみんな違います。

しかし、その感覚に対して仮の数字を当てはめることによって、議論の場に相手を引き寄せることが可能になります。

「満足度はこれくらいじゃない?」
「良い写真ってコンデジでももっと撮れる確率があるんじゃないの?」

というように、数字があるとそれを共通言語として会話が成立してしまうのです。

結果として数字を使うことにより、

  • 相手との感覚の違いを数値化して測る
  • 数字が共通言語になる
  • 数値から導き出された結果以降のアクションは納得感があり、後日不満が生まれにくい

というメリットがあります。

しかし、デメリットとしては感覚的に巧みな話術で丸め込んでしまうことが出来ませんので、成功率は下がるかもしれませんね。

しかし、D600は大きな買い物です。ずっとずっと大切に使うものですから家族みんなが満足して納得して購入するものなら、しっかりと数字を当てはめて考え、議論した方が良いと思います。

この方法が合う、合わないは人それぞれですが、ビジネスにおいてはとても有効に使える手段ですので是非トライしてみてください。

もっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

情報マネジメント用語辞典:ディシジョンツリー(でぃしじょんつりー) – @IT 情報マネジメント

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