携帯電話、IP電話、インターネット回線、モバイルルーター、、そして電気自由化など、通信会社が躍起になって始めている抱き合せプラン。
多大なキャッシュバックや割引金額など見てみるとたいへん魅力的、確かに今は安い。
そう、「今は」なんです。
お得な話を鵜呑みにする前に考えておきたい鉄則
鉄則1、「時間軸で契約を考える」
契約は「期間」が定められており、長くて2年、短くて1年です。その間縛られます。
つまり、その間は世の中にどんなお得なプランが出てきても解約しないと乗り換えできないということです。
年間数百円安くなるからといって、簡易に抱き合わせプランにのるのは危険だとキモに銘じつつ検討しましょう。
鉄則2、「解約した場合の想定されるリスクを洗い出しておく」
でんきが自由化になり私が契約しているauや、妻のソフトバンクには1週間に1回勧誘の電話がかかってきます。
セールストークは一言で言うと「ご家族と一緒に◯◯手続きするだけで◯◯もお得になるんですよ?」
とのこと、
聞いてみると手続きは本当に簡単そうだ。
しかし待ってください、企業がコストをかけて一生懸命勧めてくる、そして契約が簡単、、、
、、、では、解約はどうだろうか?
契約するしない、お得、お得じゃないは個人の自由です。
ただし、世の中こんなに美味い話ばかりではないということ。
「本当にお得なのか?」という点ばかり気になって営業と話をしていると「お得なんだろう」という気にしてくれるし実際にそうだと思う。
重要なのは「いつ、どのタイミングで解約すると一番デメリットなのか?」「解約した時の違約金はどれくらいなのか?」「自動更新されるのか?」「解約手続きは簡単なのか?」など
想定される最悪な状況まで考えてその時点でしっかりと聞いておくべきです。
これを厳かにすると、解約する時になって揉めても「ここに書いてあるでしょ?」と上から目線で一蹴されてしまいます。
苦汁を飲まないためにもしつこいくらい聞いて自分の知識を深めましょう。
鉄則3、「その営業マンは損することも正直に説明してくれるのか?」
セット割はお得で魅力的です。
しかも営業と話せば話すほど「これもどうですか?あれもどうですか?」とどんどん魅力的な話が出てきます。
そうなれば気持ちも盛り上がり勢いで契約してしまうかもしれませんね。
そうならないためにも、ちょっと一呼吸してこんな質問を投げかけてみましょう。
「今はこれだけお得になるのはわかりました。(キャッシュバック等)、それでは、契約している2年間でこのお得以上に私が損してしまう条件を何点が提示してください。」
相手は言葉に詰まります。
それは、「お得になりますよ?」というセールストークは鍛えられているが、「こんなに損するんですよ?」という反証例まで考えている営業は少ない。
だからこそ、この質問に対して的確に説明してくれて、且つ本当にお得と納得できたら契約を検討してみてもいいのではないだろうか?
さいごに
抱き合わせプランの比較やキャッシュバック金額、どれだけお得になるのか?などいかに得するかを考えているとなかなか悪い部分には思考が働きにくくなります。
また、私たちは何かを選択しようとした時、ある程度第一希望が決まっており、その自分が決めた考えが正しいと思いたいがために都合の良い情報ばかり集めてしまうという「確証バイアス」という罠に陥ってしまう傾向があります。
そうなってしまうと営業マンのレールに乗ってしまうようなものです。
これを防ぐためにも、「良いことを考えたら悪いことも考える」というように常に反証例も深く検討すると大きな失敗を犯さずにすむと思います。
ぜひ、鉄則を思い出して検討にのぞんでください。
では、また
■参考サイト
携帯キャリアの電力自由化【ドコモ・ソフトバンク・au】電気料金最安は? | 電力自由化をわかりやすく【エネスケが行く】突撃!隣の電気料金
ソフトバンクでんき はじまる。 | エネルギー | ソフトバンク
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