他の人とノートブック共有が簡単にできるEvernote、ビジネスシーンやプロジェクトなどで使われることが想定され、私も仕事で使ってます。
Evernote には大事な情報を何でも入れておくことができます。時には Evernote にある情報を特定の人に共有したり、あるいは誰でも閲覧できるように公開したい場合があります。Evernote を使えば情報やデータの出し入れが簡単にできます
ただこの機能、仕事効率化や教育シーンだけではもったいないのでは?とふと思い妻と使ってみようかな?と考えてみました。
気まぐれにEvernoteにつけていた日記を家族と共有する。
子供の成長はすごく早いです。夜寝ている姿を見て「もう、こんなに大きくなったのかぁ」としみじみすることがあります。
そんな子供の成長を最近気まぐれで日記をつけるようにしていました。毎日は厳しいので休日の思い出を写真を混ぜながら書くようにしています。
内容はこんな感じです。
- 家族で行った場所の写真を貼り付け、そこにその時その場所で感じた感想を一言そえる
- 1歳の娘が始めて出来たこと、感動したことを書く
- 美味しい奥さんの料理を写真付きでコメント
- 娘を怒りすぎてしまって反省の一言
- いつも育児や家事を一生懸命している奥さんへの感謝
- 小学生の娘が学校で作ってきた制作物を見た時の感想
- 遠くのおばあちゃんと娘が話していたさりげない会話
- 奥さんと話したマンション検討について
- 美味しい物が贈られて来た時のみんなの感想
- 一生懸命勉強している娘の姿
などなど書くことが本当にいっぱいで、書けば書くほど「これだけの事を毎日何気なく過ごしていたんだなぁ」と深く考えさせられました。
なぜブログに書かず、Evernoteに書き続けるのか?
家族ネタをブログに書く人はたくさんいます。私も初めはそうしようかと思いましたがそれだと制約が多すぎて、続かないし楽しめないだろうなと思いました。
ブログだと写真にモザイクかけたり言いたいことも言えないですからね、
その点Evernoteは自分だけの閉じられた空間。よく言われる「第二の脳」ですので気兼ねなく、正直につらつらと書きまくれるというのが気に入ってます。
しかも、写真も音声も気にせず貼れますのでどんどんノートが自分好みの素晴らしいものになっていくのです。
Evernoteで日記をつける素晴らしさ
それは、その時感じた想い、感情、伝えた事、覚えておきたかったことこれら全てが一生自分だけのノートに記録され続けていくのです。
写真を撮ってアルバムにしたり、ビデオを撮ってDVDにしてみたりと、思い出の残し方はたくさんあります。ただ、自分がその時感じた感情や家族への想い、家族からの想いを残すには日記しかないのです。
Evernoteならそれを容易に、且つ素晴らしい形で残し続けられるということがわかりました。
そんな私だけの日記をEvernoteならもっと凄いものにしてくれるんじゃないか?と考えあることを実行しました。
私の日記ノートブックを奥さんと共有した
この効果は私にとっても、奥さんにとっても効果は絶大でした。
私にとっては、読んでくれる人が奥さん一人ということで、いつも家族のために毎日頑張っていることを「意識して見る」ようになれました。長年連れ添うと「やってくれて当たり前」とか「俺の方が忙しい」とかあまり良くない感情が生まれてきます。
しかし、よーく観察してみたり、毎日の頑張りを意識してみて自分の立場に置き換えてみると「本当に子育てって大変、家事って大変!」と心から深く感じることができます。
それは日記という力を借りてその日、その時の「ふりかえり」が出来ているからなんだと思いました。そのおかげで日記に奥さんへの感謝を書きたくてしょうがなくなりました。普段言えないこともね。
また奥さんにとっては私の日記を読むことにより、私の感情、子供達への思い、奥さんへの思いなど正直な気持ちを嫌味なく受け取れるようになってくれたと思います。
そして一番嬉しかったのが私の日記が家族日記になった瞬間です。
共有ノートブックが家族日記になった瞬間とは?
ある日、日記が増えていたんです。写真付きで。
それは奥さんが書いたものでした。文章は長くありませんが写真付きで書いたものです。最近の日記についての感想も書かれていました!
家族日記という交換日記が始まった瞬間です!
結婚から10年経過し「言わなくても知れた仲」になりつつありましたが、それは双方の思い込みなのかも知れません。日記だと色々書けちゃいましたからね。
最近は仕事も毎日遅く、中々腰を据えて会話できる時間も少なくなっていました。
そんな時間を全てEvernoteが埋めてくれるわけではありませんが補うという点では本当に素晴らしいツールだと思います。
家族日記は書けば書くほどどんどん進化する
この日記、今は奥さんと二人だけですが子供達が大きくなったら見せてあげることも出来ますし、参加させることも出来ます。
子供達がEvernoteに触れる時間はそう遠くありません。私たちはそれまでにたくさんの思い出や感情や作品などを日記に書き記し将来見せてあげたいと思います。
そこには写真やビデオをだけでは伝わらない、まだ若かった頃の私たちの考えや想いを感じてくれることでしょう。
そして、いつかその日記に加わってくれる日を楽しみに待ってみます。
では、また
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