昔はよく日曜日になると、近所の子供会の活動で朝7時くらいからゴミ拾いをしてました。ゴミ拾いが終わった後に近所のおばちゃんとかに、「ありがとうね」と言われて飴やお菓子を貰うことが本当にうれしかったのを覚えてます。
この、「貢献」と「承認」シンプルですが、何かの活動で貢献し、誰かに認められる。これだけで私たちはうれしいものです。
特にいまはソーシャルな時代、誰からでも気軽に「いいね!」ともらえて、些細なことでも頑張っちゃうことも何度かあります。今回、そんなソーシャルの脅威的な力を地球の浄化活動に有効利用しよう!というすばらしい活動が生まれました。
その名も、『地球GOMI拾い活動』 ※5月3日から開催
「100万人のゴミ拾い」や「非ノンスポーツGOMI拾い連盟」といった複数のゴミ拾いプロジェクトが共同で開催するというイベント。この一大イベントの立役者となっているのはゴミ拾いを軸としてソーシャルメディアを展開する「PIRIKA」です。iphoneやandroidアプリで気軽に体験できる。
PIRIKA(ピリカ)とは「世界中のゴミを拾いつくし、世界をきれいにする」ためのWEBサービス。拾ったゴミをiPhoneやAndroidアプリで撮影・共有することで、ゴミ拾いの輪を広げていく仕組みである。※PIRIKA=きれい、美しいという意味のアイヌ語。
「世界で年間1億個のゴミが拾われるプラットフォームに」PIRIKA・小嶌不二夫【本田】 : TechWave
内容はいたってシンプル。
- ゴミを拾う
- そのゴミの写真を取る。(GPSによりゴミの場所が特定される)
- 他の人がその投稿をみて「ありがとう」や感謝のコメントを残せる。
PIRIKA(ピリカ)を体験してみよう
まずはじめに「ENTER]から
最初に表示されるのは、世界中のゴミがリアルタイムで拾われている様子が映し出されてますね
インドでゴミを拾った人をのぞいてみると珍しいゴミが拾われてますね
この人のアカウントページに行ってみると、『ありがとう』を頂いた数や『コメント数』、それから『こんなゴミも拾ってます』という活動をアピールしてくれる写真も多数。
これはコレクション好きな私もついつい続けてしまいそう♪
ソーシャルの輪を利用して、汚い、疲れる、という悪いイメージのゴミたちに、新しい”価値”を与え再定義している活動に感動しました。
また、この企画はゴミを拾って、投稿して、共感して、活動し合う・・・だけにとどまらず、ゴミが写真で投稿されることによって、そのゴミのメーカーや製造会社が明らかになるということ、
もしこの活動にもっと火がつき、全地球規模で活動が始まれば、商品を販売する企業は「買って欲しい商品のデザイン」だけではなく「捨てられても美しいデザイン」や「デザインが素晴らしくて捨てられない」と思わせる商品を開発していく必要があるかもしれませんね。
なんにしても、自分の製品がしょっちゅうゴミとして捨てられて世界中にアップされていくのは辛いものです。
さぁ、どうなる『地球GOMI拾い大会』
いよいよ、5月から始まります。
ぜひ旅行にいくときは日本中、世界中のゴミを拾ってアップしまくりましょう!!