最近”シュタインズゲート”に始まり”東のエデン”と”うさぎドロップ”など深夜アニメを見ることが増えてきた、
今までは週間ジャンプのワンピースなど、ストーリの先がわかっていものをあえてテレビで見直していたという息抜きスタイルが定着、子供の頃から本や映画、アニメが大好きで沢山見てたけど、高校ころ見たエヴァンゲリオンの衝撃的な印象を超えるアニメに出会うことがなく、なんとなくアニメを見る機会がなくなっていた。
そんな時にある友人のつぶやきに興味を持ち”シュタインズゲート”をみてみた・・・
想定科学ADV『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』公式Webサイト
コレがまた衝撃的で、今までストーリーを把握しているアニメばかり見ていた俺にとっては、先のわからない未知の内容というだけで物語に引きこまれていった、さらに毎度毎度先が気になる絶妙な終わり方をし、次へ次へとバラバラのパズルが出来上がっていく様子はまさに芸術作品だったと思う。
主人公も最初は何を言っているのかわからず、イライラさせられたが、その人物をとても魅力的な主人公へ導いていく作品の作り込みに正直圧巻した。終了後数日は、ちょっと廃人でした。
そんな余韻に浸りつつ、1本、また1本良作を探すためにアニメを見てしまう。人間一度素晴らしい感動や刺激を受けると、更にそれより素晴らしい求める傾向に囚われてしまって、どうしようもなくなってしまう。
・・・・今の私がまさにその状態です。
自分の中でシュタインズゲートに匹敵するものを探してみたのかもしれない。と、そんな時に出会ったのが今回の作品
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」だった。
概要は引用すると
「昔は仲の良かった幼馴染達だったが、高校進学を機に彼らの間には距離が生まれてしまった。
引きこもり気味の宿海仁太(じんたん)はある日、幼馴染の一人・本間芽衣子(めんま)に「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。困惑しつつもじんたんはめんまの願いを探っていく。
それをきっかけに、それぞれ別の生活を送っていた幼馴染6人は再び集まり始める…。」
思春期の高校生が、何も考えずにすべてが自由だったガキの頃の思い出と経験を、一人の少女の死をキーとして物語が展開していくのだが、物語のドラマ性や、ストーリーのスピードが見ていて絶妙に心地よかった。中でも高校生になって離れ離れになっていた仲間が、ある事をきっかけに集まり、自分自身の想いを抱えながら本音でぶつかっていく様子を見ていると本当に胸が熱くなった。
今、自分は故郷を離れ全然違う地で働いているけど、昔遊んだ仲間に合えばいつでも変わらずその時に戻れる気がする。そんな自分の今と子供の頃の体験がリンクしてとても体に沁み込んでくる内容だったと思う。子供のころ秘密基地を作ったり、野原をかけずりまくり遊びまくったりした経験のある人なら、とっても共感できるアニメなのかなと感じます。
最近は、情報機器が普及しすぎて誰がどこにいてもすぐに分かったり、何をするにも電子機器が付いてくる。確かに便利でたのしいけれども、子供は子供の頃にしかできない経験をもっとして欲しい。携帯端末やゲーム機器がない状態で、「どうやって遊ぶか」ということを真剣に毎日考えて生きる。本当に頭の中は遊ぶことしか考えてなかったと思う。
そんなとっておきの経験を今しかできない時にしてもらいたいなとふ感じました。
ありがとうノイタミナ、こういう良作はアニメオタクと言われようとも伝播していきたいと思います。